ブローバイガスは猛毒
GBをパワーフィルター仕様にして分かったこと。
- 吸入はやっぱ増えてる。おかげで低速がスカスカになった。
- ブローバイを大気開放しちゃダメ。あれは猛毒なガス。
ひとつ目について。やっぱり純正のエアフィルターボックスに比べればパワーフィルターは吸入量が増えてる。おかげで渋滞を走る時、低速がスカスカになってギクシャクするようになった。ニードルを調整して燃料の量を増やさないと。
ふたつ目について。エアフィルターボックスを外したことでオイルキャッチタンクを付けたんだけど、最終的なブローバイ(未燃焼)ガスは車体後方から大気開放してた。↓こんな配置。
この仕様で乗ってたらすごい気分悪くなった。最初は「どうもガソリン臭いな~」って思ってたんだけど、それは勘違い。原因は気化して放出されてるブローバイガス。
頭クラクラするし吐き気もしてくるほど。目に見えるガスとして出てるわけじゃないけど、ものすごい毒性だと思われまする。対策としては、シリンダーヘッドから取り出しているブローバイホースをパワーフィルターに差して内部還流すること。↓こんな感じにしないといけない。
知らなかったけどスクーターにもメーカー純正の対処としてブローバイホースが車外に出てるのね。でもホースの先は封されてる。大気開放しちゃイケないってことですな。
キャッチタンクでダメならブリーザーフィルター付ければいいんじゃね? ってカンタンに考えてたんだけど、気化したガスは漏れるので意味なし。
↓買おうとしてたのはコレ。
あべさんにどんだけ気持ち悪くなるかってのを聞いてたけど、我が身でも実感したので早急に対処せねば。地球に優しくない前に自分の命を縮めかねないわ。
さしあたってやることはブローバイホースとパワーフィルターのジョイント用にウィンカーステーを買ってくること。ブローバイの内部還流を踏まえないとキャブセッティングが出来ないので順序よく。
来週お願いに行こうっと。
【追記】
- 上の図が「ブローバイホースがキャブレターを通らなきゃいけないように見えるので誤解を招く」と指摘があったので描き直して差し替えました。
- ブローバイの還流にもオイルキャッチタンクは使うので描き直して差し替えました。
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