あげ豆腐ときのこ鍋
はじめて訪れたとうふ屋うかい(大和田店)。予約時刻ちょうどの19時半に着いたけど、だいぶ混んでいるようで15分くらい待ってから席に通されました。
オーダーしたのは二人とも、秋の献立「あげ豆腐ときのこ鍋」(3,990円)。
他にもコース料理はあるので二人で別々にオーダーしようとしたら、「作る手順がありますのでお二人とも同じものを」って言われた。あり得ん…。
周りを見渡せば、七五三の帰りに親子孫三世代で食事を楽しむ家族連れが何組もいて、オペレーションが回ってないんだなぁ今日は日が悪かったなぁ、と少し後悔したんだけどまあしょうがない。せっかく来たんだし気を取り直して同じメニューを2つで。
一品目は「胡麻とうふ」。プルッとしつつ、もちもちと弾力がある食感。
うん。おいしい♪ これは他のお料理も期待できそう。
と思ったものの、二品目が出てくるのに10分弱はかかったなぁ。
二品目は「油あげの炭火焼」。パリッとしてておいしい。あまり温かくないけど。
油あげに付け合せる薬味。右側のネギ味噌が絶品でこれだけで食べちゃった。
三品目は「季節の盛り合わせ」。ホンモノの紅葉をあしらったザルに乗って一挙に登場。
切子細工の器に盛られた「ほうれん草とシジミのおひたし」。
柿の形の器には「柿の白和え」。柿と、これは梨かな。ほんのり甘くておいしい。柿を食事で食べたのはじめてだなぁ。
「なめこイクラおろし」。なめこが大粒っ
お次は「キスとしめじの天ぷら」。
ここはつゆだけなのですな。揚げ具合は衣サクサク中ふっくらとさすが。でもだいぶ冷めてたのですな。まあ冷めかかっててもおいしいんだけど。キスはかろうじて温かかった。
次は「湯葉の刺身」。ショウガが効いたタレとよく合いますな。
こうして見ると、ちゃんと懐石にならって「胡麻とうふ」(冷)→「油あげの炭火焼」(温)→「季節の盛り合わせ」(冷)→「天ぷら」(温)→「湯葉の刺身」(冷)、と冷たい料理と温かい料理が交互に出されてるんですね。
さて次はメインの「揚げ豆腐ときのこ鍋」。
あーこれ、うかいのダシだ。この甘みが好きなんだよなぁ。
鶏肉は充分に火が通っていてフワフワ。片栗粉かな? とろみがついてます。
揚げ豆腐をたいらげてる間に土鍋にはきしめんが投入された。コンロに火を入れてひと煮立ち。やっとアツアツの料理にありつけた♪
竹亭でも見かけた七味山椒をひと振りすると香りがふわぁ~っと広がって風味がさらに豊かになるのですな。
〆の「じゃこ飯」。これは残念だった。ジャーで保温してたような粒が立ってないお米だった。
つか最初に触れたオペレーションがこの辺でピークな感じ。給仕が追いつかない。この時点で21時20分。お店の営業は21時30分まで。
ぼくらが着席した時点で先に食事をはじめてた3席(2人、6人、8人)のお客さんもほぼ同じペースでまだ食事中。どんだけ慌てて食べなきゃならんのだ…。
左手はまだ食べかけのきしめん。真ん中は同じく食べかけのじゃこ飯。そこにデザートも運ばれてきてしまったというカオス振り。いやはや…。
デザートの「白玉ぜんざい」。これは慌てて食べるのはもったいない。
大粒の小豆にトゲのない甘さ。あ、これはぶどう豆かな? 満腹になってしまったかみさんの分もいただきました♪
ということで、バタバタしつつ21時34分にお食事終了。
このような低いテーブル席で、母屋2階の角を用意していただきました。
今日は七五三帰りの家族連れでごった返してたのでオペレーションがグダグダだったけど、やっぱりうかいの料理は好み。また日を改めて来てみましょう。
ごちそうさまでしたー。
▼参考リンク
・ぐるなび - とうふ屋うかい 大和田店
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