白謙のかまぼこ
変わらない味。おいしい。
ぶっちゃけね、あまり好きじゃなかったんですよ。「かまぼこ」って。
近所付き合いもあって子供の頃から当たり前に家にあったけど、子どもからするとチョコとかお菓子を食べたいわけですよやっぱし。けど家にはかまぼことかお煎餅、かりんとう、どら焼きや羊羹みたいなものしかないわけです。
お腹が空いてたからしょうがなく食べてたってのが正直なトコロ。
けれど東京で暮らした時間が人生の半分以上になるほど年齢を重ねるうち、味覚も変わってくるもの。それでもかまぼこがおいしいと思えるようになったのはここ数年のことでした。
人にあげると喜ばれたり、自分でもたまには食べたいなあと思ったり。
白謙さんのかまぼこはそんな存在でした。それが、、、
以前と変わらない味を食べられることが、これほど特別な意味を持つなんて。
再開に尽力された皆さんに感謝しつつ、大事にいただきます。
とは言うものの、ちと多いぞゆきちゃん。
日持ちしないからなあ(賞味期限は11月10日)。誰かに分けようかな…。
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