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2012年3月18日

オートチョークの不具合でした

アイドルスクリューを絞ってみたら頻繁にエンストするようになってしまったスペイシー。これはじっくり調べてみないと、ということで先週(3月13日)預け入れてお願いしていた修理が完了したでござる。おかえりー。

で、原因はというと、オートチョークの構造的な不具合だった模様。

アイドリングが不安定という症状から調べていったところ、平成17年に公表されていた「サービスキャンペーン」に同じような症状があったとのこと。それで不具合箇所とされている「オート・バイスターター」の型番を確認したところ、該当品でございました。

↓これか。

» 2005.4.11 トゥデイ、ディオ、ディオ チェスタ、スペイシー100のサービスキャンペーン

■不具合の内容
キャブレターに組み付けている冷機時の始動・暖機装置(オート・バイスターター)の空気通路寸法が不適切なため、暖機中の混合気が濃すぎるものがある。 そのため、暖機終了直前にアイドリング不安定やエンストを起こすおそれがある。 なお、暖機後のアイドリングは正常である。

■改善の内容
バイスターターボディの型番を点検し、型番が「C7」のものはバイスターターボディを良品と交換する。

■使用者に周知させるための措置
ダイレクトメールで通知する。

「サービスキャンペーン」なら修理はメーカー補填で無償だったけど、ぼくのすぺこは車台番号が対象範囲外だったので修理は実費となりました。ちと残念。
(だから登録ユーザー宛のダイレクトメールが来なかったわけだけど)

原因が特定の部品なら、該当部品が使われている車両はぜんぶキャンペーンの対象にして欲しいなあ。車台番号から台数(コスト)を割り出してるから難しいんだろうけど。

も少しユーザー側に立ってもらえると嬉しいです。 >ホンダさん

» Honda|リコール情報|最新

<リコール>自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計または製作の過程にある場合、国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理します。

<改善対策>保安基準不適合状態ではないが、安全上または公害防止上放置できなくなるおそれがあり、その原因が設計または製作の過程にある場合、国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理します。

<サービスキャンペーン>リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが行う修理・改修で、国土交通省の通達に基づく制度です。

ともあれチョークボディとキャブフロートガスケット、ついでにフロートバルブも交換してもらってアイドリングは安定(1,800rpm)するようになりました。おお静かだ。やたっ。

ということでアイドリングは静かになったものの、始動性が弱まった感じ(セルスイッチで着火はするけど、アクセル開けてないとエンストしやすい)。むむ。
まあクリティカルではないので、ひとまずこの状態で様子見です。

一方、抜けのいいモリワキのマフラーに合わせてパイロットスクリューも調整。
標準(2回転)だと混合気が薄くてパスパスいってたけど、1/4絞りとしたところ下のトルクが出て、アクセル戻してもパスパスいわなくなりました。

扱いやすくなりましたねぇ。いつもありがとうございますー。

[メモ] 累積走行距離は57,405km。

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