ポニョ観てきた
おととい、いつものTOHO Cinemas府中で「崖の上のポニョ」を観てきた。
21時50分からのレイトショーなのでお一人様1,200円ナリ。
夏休みも終わったし、観客動員が1千万人を超えたなんてこともあったのでそろそろ見に行こうかなと思った次第。まあ連休の初日なので映画館自体はそれなりにひとがいたけど。
ポニョは上映時間になってみれば20人ちょっとしかいなかった。おかげで快適に見れたけどピークはすっかり過ぎてたね。
んで内容はというと…。
ネタバレになるのであんまし書かないけど、正直「微妙」。
映像や動きはやっぱりジブリクオリティで満足できるし、所ジョージも天海祐希も意外とよかったね。
山口智子と役どころのリサはキャラ的に似ている感じなんだけど声優としてはイマイチ。映像に合わせるタイミングやトーンがちょっと違う。役者で自分が演じる分にはすごく合うんだろうけど。それだけは少し残念。
ポニョと宗介の声はほんとの子供が当ててるんだけど、特に宗介の声がウマ過ぎ。末恐ろしい9歳児。。。
ストーリーは、突っ込みどころが満載。たぶんフツーのひとはストーリーや背景を追おうとしても分からないと思う。「ブリュンヒルデ」って名前がいきなり出てきても「?」でしょう。
あと超常の存在であるグランマンマーレがあんなに大っぴらに姿を出していいのか? とか、あのままじゃトキさんが意固地なおばあさんのままで終わってるとか、フジモトが何でポニョを寝かせたままにしておきたかったのか? とか。
オトナが観た後は「?」がたくさん残ったと思うよ。でもコドモが見てもストーリーは分からなくて、映像くらいしか印象に残らないと思う。
そういう意味では子供連れはやっぱりポケモンに行くでしょうねぇ。
ラピュタやトトロみたいに、観た後スッキリってのを感じられないのはとても残念。一番強い印象は「子供の無邪気って怖いなー」だもの。
公式サイトのコンセプトメッセージ「生まれてきてよかった。」も、分からなくはないけど、考えて考えてやっと、「あー、そういうことなのかなぁ」って思うくらい。
圧倒的な番宣には辟易しながらもポニョのかわいさに期待してた分、ちょっと残念。
あとやっぱりポニョのお魚と人間の間の姿。アレはけっこうグロ(ry
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