箱根 弓庵(夕食)
こちらは17日の夕食です。料理は詳しくないからダダッといきます。
夕食は18時半でお願いしました。先附は巨峰酒。
箸割。ずわい蟹の身、蟹みそをあしらった卵豆腐だったかな…。
とうもろこしが甘くて柔らかく、丸ごと食べられました。これはおいしかった。
旬彩。穴子寿司はおいしかったけど、この辺から「創作懐石か?」という懸念が…。
煮物椀。大根を薄~く切るワザは見事だけど、お椀が温かくない。
温かいお料理は器も温かくして出してくれる竹亭と比べちゃいかんのか…。
向附は「海まかせ」ということでアオリイカ、スズキ、ウニ、サンマのお刺身。
ウニがびしゃっとしてる…。
焚合。京野菜の胡瓜と加茂茄子はおいしかった(あんまし温かくなかったけど)。葛と絡ませた合鴨はちと身が固い。あと柚子はいらないと思う。
お料理で一番残念だったのがこの松茸の天ぷら。完全に冷めてて衣がぺしゃっとしてる。桜塩は甘みがなくてしょっぱ過ぎる。残念。。。
焼肴は金目鯛。味は染みてるんだけどやっぱり冷めてる。肌寒いくらいだったから冷房で冷めちゃってるのかなぁ。あと夕食、全般的に柚子使い過ぎ。
献立を見れば分かるけどそこかしこに柚子が使われてる。やっぱりアクセントはピンポイントにしないと。粟麩の田楽はおいしかったです。
炭火で焼き上げる箱根豚の夏野菜ステーキ。懐石でパプリカやズッキーニ…。
仙石原で採ってきたという青々とした朴葉はよかったです。そういうエピソードは食事のいい肴ですね。
さすがにお釜で炊かれたお米はおいしい。けど豚ステーキはあまりゴハンと合わないと思うんだよなぁ。
デザート。杏仁豆腐とメロンは、まあおいしいです。でも葛みたいな餡いらない。左手の白キクラゲもいらない。てか白キクラゲって絶対おかしい。
参考まで献立を添えておきます。
» 燕去月の献立
全体を通して。お茶替え過ぎです。お腹タポタポ。てかお茶が冷めたから替えてくれるのなら部屋が寒いって気づくべきです。まあ最後の方で冷房止めてもらったけど。
まあだいぶ辛口なコメントになっちゃいましたが、まだ1年足らずのことなので今後に期待したいところです。
お食事処はこんなつくり。座椅子に腰掛けて足を下ろせる、カウンターみたいなテーーブル席。箱根連山側に向いてるので眺望は良好。でもおかげで窓から入る夜風が寒かったんですけどね…。
壁があるので個室ちっくなものの、仲居さん達が通る通路が部屋と部屋の間にあるので周囲の声は結構聞こえます(2つ隣くらいの酔客がうるさかった…)。
あと仲居さん達の話し声も耳につきました。ヒソヒソ声ほど耳につくので気をつけられたほうがいいです。
そだ、フォローってわけじゃないけど。
食べ切れなかったご飯はおにぎりにしてくれました。
たくあんを添えた、オカカ入りのおにぎりを握ってくれました。
お釜のご飯は冷めてもおいしい。これはうれしいサービスです。
« 箱根 弓庵(景観) | ホーム | 箱根 弓庵(朝食) »