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2009年9月15日

企業がTwitterを活用するには

いや大した話しじゃないんだけど。

» 楽天、Twitterに公式アカウント「RakutenSale」など一挙公開 - MACお宝鑑定団 blog(羅針盤)

知らないアカウントもあったので見てみたんだけど、良くも悪くもクオリティがバラバラなのね。

囲い込みの印象が強い楽天でTwitterなんて他社サービスを使ったアナウンスがこれだけ一挙に出てきたのは意外なんだけど、各部門で個別に運営してる感じ。

フィードの転載、APIで自動更新、キャラ立ちしたスタッフがつぶやいたりと、つぶやき方は十人十色。つぶやき数もフォロワー数もアカウントによってだいぶ違う。

リリースを出してるのは楽天トラベルだけかな。

» 「楽天トラベル」:「楽天トラベル」ニュースリリース

イベント告知のアカウントは期間限定で試してる、といったところですかね。

で、タイトルの件。

見てて感じたのは以下。

  • まとめてリリース打った方がインパクト強くね?
    これだけのアカウントを公開したならまとめてリリース打った方がインパクトが大きいと思うんだけど。知られてないのもあるでしょ。

  • コンセプトとつぶやきの内容は一致しよう
    ですます調じゃなくて、けっこう自由に自分のコトバで書いてるのは好感が持てるけど、個人の日記じゃないんだからコンセプトに則した内容にして欲しい。楽天ブックスはちとヒドイ。雑談がダメわけじゃないけど、企業として取り組んでるわけなのでバランスは考えないと。

  • ユーザーとコミュニケーションできるか?
    Twitterは決してフィードやAPIの放流先ではない。メールの問い合わせなんかと違って匿名アカウントなら気軽に質問されちゃう場合もあるでしょう。そうした場合に、的確にコミュニケーションできる体制を取っているか。なにせ衆人環視の場です。
    自社に都合の悪いつぶやきを削除したってログはあちこちに残ってる。

  • 継続できるか?
    つぶやきの内容・質と共にこれが重要かと。大量のメルマガ購読はウザイけど、Twitterなら気軽に情報を得ることができる面がある。そうしたユーザーに向けて情報提供を継続していけるかどうかで企業(サービス)にファンが付くか離れるかが分かれてくると思う。

ひとまずこんなところかな。

いわゆる大企業が、ここまで大規模に(アカウント数ね、あくまでも)Twitterを使い始めた事例は先例がないのでは。他社にとっても貴重なノウハウが得られるでしょうね。

賑やかに続くか、ひそかに消えるか。今後の動向に注目です。

【追記】
楽天のTwitter公式アカウントには以下のようなものもありました。

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