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2011年4月10日

石巻から帰ってきました

震度6強を観測した7日の余震に、まさに現地で遭遇してどうなることかと思いましたが、ひとまず予定通り石巻から帰ってきました。

東京に帰ってきてからも大きな余震が続いていて、後ろ髪を引かれる思いで実家を出てきたというのが正直なところですけど、こっちじゃなきゃ出来ないこともあるので遠くからでもサポートしていきたいと思ってます。余震怖いけど。

永厳寺にて

写真は、実家の菩提寺の一つ、永厳寺にて。

あちこち歩いてくうちに思わずお寺も見てきました。江戸時代からある、もう誰が入ってるのか分かんないお墓は墓石が一基倒れてただけでした(今回の地震ってわけじゃなく前から倒れてたような気もするけど思い出せない…)。

それはさておき、市内はだいぶ片付いたといってもまだまだヒドい有様で、かなり茫然自失になってしまいました。母親も不便な日常に変に慣れちゃって、7日の余震も津波が来なきゃ大丈夫なんて言っちゃうし。
まあそのくらいじゃないとやってけないんでしょうけど。

例年だと、もうそろそろ日和山や牧山の桜も満開になる頃合い。
地震や津波は自然の営みだけど、心を和ませてくれる草花も、また自然の営み。

フツーの生活の中で、四季の彩りを楽しめる日が早く戻ることを願ってます。

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コメント (2)

かたな:

自然の中で生かさせてもらっていると言うのは正しいですね。

バイクの、アルミフレームもボーキサイトから、
プラスチックのカバーも原油から、
大地からもらった物で、生活が成り立っているのですよね。

もらってるんだか奪ってるんだか微妙ですけどね。
ここのところは自然のしっぺ返しと思えなくもないです。

とはいえ、生きるために必死にもがくのもまた、ニンゲンの営みです。

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