うかい竹亭 [海舟] 2011.08
昨晩は久しぶりに、うかい竹亭で晩ご飯でした。
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お昼に石巻から帰ってきて疲れ果ててたので、(かなり贅沢だけど)食べられるものを思い電話してみたら空きがあったので訪れてみた次第です。
案内されたお部屋は「海舟」。
14畳ほどもある広いお部屋でした。そういえば平日に来たのは初めて。
二人客でも平日なら、こうしたお部屋の空きがあることもあるそうです。
茶室も用意されています。ホントにお茶をたてられそうです。
一品目は献立にないそうめんが出されました。
みょうがが効いた極細の麺は涼やかな喉越し。一口でいただいちゃいました。
先付は「こごり」。冷やされた器に盛られた涼の食感。
上に乗ってるのは蓮の実だそうです。
二人分の前菜盛り合わせ。氷が重くてお部屋まで運ぶのが大変そう。
キレイに取り分けていただいた前菜の品々。
ほおづきに入ったかつおの酒盗あんが絶品。どの品も手が込んでます。
みょうがのお寿司は表面に葛を塗ってテカリを出してあるんだそうです。
吸物は「鱧葛叩き」。丁寧に小骨が取られた鱧はホクホクしてます。
そして、このダシ! ほんと竹亭のダシは絶妙で大好きなんですよねぇ。
冷し鉢は冷製「夏野菜煮物」。左下のはウナギです。
こんなに小さいのにもっちりした食感で濃厚な味。すごくおいしい♪
強肴は名物「牛肉の朴葉焼き」。お部屋に香ばしい香りが広がります。
ホントはこの前に鮎の塩焼きがあったんだけど、写真忘れて食べちゃった…。
今回のご飯は「穴子飯」。穴子のダシで炊かれたご飯はこれだけでイケます♪
最後となる甘味は「自家製水ようかん」。
丁寧にこされた甘すぎない餡が、あたたかい番茶とよく合うのですよ…。
ほとんどコレクションになっている竹亭の手ぬぐい。今回は「蛍袋」でした。
ホタルブクロって知らなかったけど、初夏の花なんですね。風情だなぁ。
3月に訪れる予定があったものの震災があったので機を逸していたのですが、丁寧なもてなしと、上質なお料理は変わらずでした。
もしかすると食材の調達が難しくなったところもあるかも知れませんが、どうかがんばって下さい。また行きますのでっ!
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