煙を上げる日本製紙 石巻工場とガレキの山
連休も後半ということで、5月2日から2泊3日で石巻に行って来ました。
行きも帰りも高速は概ね順調。道程はTwilogにて(2日、4日)。
順調とはいっても、やっぱり片道6時間、およそ440Kmの距離は疲れますな。
お昼過ぎに石巻入りした時点の天気は快晴だったので、三陸道を石巻港ICで降りて日本製紙の方に立ち寄ってみました。
煙突から煙(水蒸気)が上がる光景をまた見ることができて、率直に嬉しい。
けれど、遠目ではパルプの山に見えていた、製紙工場のすぐ脇の盛り上がりは……
うず高く積み上げられたガレキの山でした。
紙の原料になるパルプも、こうしてキレイな台形に盛られてたんですよね。
ガレキはただのゴミじゃない。かつてあった生活の端々が見て取れました。
子供のころ、本を配達する父親について来ていた埠頭は通行止め。
そりゃあ工業港の一番内陸部とはいっても、これだけ水際ですから。
凪いだ海はこんなにも穏やか。
復活を象徴するような製紙工場の煙と、うず高く積まれるままのガレキの山。
この現実を、この目で見ておきたかったのです。
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