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2012年5月 5日

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

5月2日の夕方から雨が降り始めた石巻。

今回は天気に恵まれなかったものの、現地の状況を知ることができました。

以下、夜の写真は3日の21時45分前後に撮影したものです。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

広小路から寿町の交差点を見たところ。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

ここは去年のお盆に帰省した時も晴天にも関わらず冠水してました。
満潮だったので川から逆流してくるとのこと。地盤沈下を実感します。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

アイトピアも広範囲に冠水してるけど長靴で歩けるくらいの水位。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

橋通りは歩道や車道の一部が陥没したままなので、そもそも歩きづらい。

そして4日の朝。朝6時50分から7時15分頃にかけて撮影したものです。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

アイトピア、起きたらエラいことになってました。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

車道がほぼ全域で水浸し。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

もうすぐ歩道まで浸かりそうな感じ。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

アイトピアは歩道の損傷が少ないからまだマシだけど、

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

歩道の切れ目は長靴じゃないとズブ濡れ。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

この時間で、水位は浅いところで足の甲くらい、

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

深いところでくるぶしにかかるくらいでした。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

橋通りは歩道の高さがないので、車道も歩道も冠水してました。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

アイトピアと広小路の交差点。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

マンホールから水が溢れてきてる。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

寿町側は長靴でも歩けなさそうでした。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

広小路の中央1丁目側。かろうじて歩道の縁石が顔を出してる。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

川岸の方は車道と歩道の区別がつかない。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

日和山方向から内海橋方向に向かってきた車は引き返して行きました。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

川岸から広小路を見たところ。砂利が敷いてある高さまでは冠水していない。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

ポンプが轟々と音を立てて北上川に排水しています。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

排水ポンプは他にもあるのかなあ。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

アイトピアに戻ってきたら、歩道も水に浸かりそうになってました。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

アイトピア裏手の寿町通りは車道と歩道が同じ高さなので全域が水浸し。

石巻市中央1、2丁目周辺の冠水状況

発達した低気圧による記録的な大雨とはいえ、5月でこれでは、梅雨時や台風の季節はどうなることやら…。

とはいえ、8時過ぎにはアイトピア側の冠水はほとんど引いたんです。
排水のおかげというより、地盤沈下が軽めな地域だからという感じですが。

去年の台風ではアイトピア側でも水位が歩道を越えて床下浸水も多くあったそうですから、ポンプの排水も対症療法でしかないですよね。それでも石巻市はこの地域を市内中心部の商業地と位置づけて集客しようとしている。

地震・津波はもとより、大雨でこの有様ですよ?

中央・立町は20年前から人気のないシャッター街だったわけです。
この地域は「市中心部」じゃない。「旧市街地」なんですよ。

20年前にロードサイドへ商圏移転してしまっている衰退した地域にカネと労力をかけて商業地を復活しようなんて考えは、震災とはこれっぽっちも関係ない、繁栄の記憶にしがみついた妄想でしかない。そんなことより避難所でも作った方がマシ。

過去の失敗に逆戻りする復旧じゃなく、将来に向う復興をしましょうよ。

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