Z1000mk.IIにCVKキャブを取り付け
難産の末、Mk.IIにゼファー400のCVKキャブが付きました。
ポン付けってわけにはいかず、かなり荒療治になったわけですが、見事な仕上がりと相成りました。
750ターボのコックのままでキャブとのクリアランスはOK。キャブボディにチョークを付けてもらったので操作性、メンテナンス性も良好です。
エンジン側との合わせは、キャブの連結部分をぶった切って連結ステーを溶接・延長加工。インシュレーターはゼファー400純正(真っすぐストレート)を使って取り付けてます。念のためキャブの荷重対策としてフレームからタイラップで吊るしています。
ところでキャブピッチが同じZ1とかZ1-R、Mk.IIにゼファーのキャブを付けるケースをネットで見かけるけど(自分も含め)、キャブピッチ全然は合いませんわ。
どうやらゼファー750のインシュレーターがオフセットになってるのでうまくピッチを合わせられるようだけど、それでもネジピッチが合わないので「長穴加工」が必要とのこと。長穴加工って要は「バカ穴」にするってこと。ポートに段差もできるし。
ゼファー750自体はインシュレーターがオフセットになってるだけなので仕様としてアリだと思うけど、バカ穴とかポート段差というのは「無理クリ」だなあ、と。
幸いぼくは経験に基づいたアドバイスをもらえてこうして形になったけど、ネットの情報を鵜呑みにするのはちょっと危ないかと。
カスタムは機能と構造を踏まえてやり方を考えた方がいいですよね。
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